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(38) Octave 4.0.3 GUI版を2時間使ってみた感想

「(38) Octave 4.0.3 GUI版をインストール」 でGUI版Octaveを初めてインストールしました。
その後、2時間ほど使ってみた感想を記録しておきます。


(1)雑感

一見するとMATLABのGUIに似ています。

・ディレクトリツリー表示
・変数ウィンドウ表示
・コマンド履歴表示
・エディター

でも、MATLAB GUIの操作性とはまだ大分差があるかなぁ…

と感じました。

octave_app2


(2)GUI版になって良くなった点

1. ソースコードラインデバッグができる。

     :
     :
     :
以上…

このソースコードラインデバッグ機能の実装に期待していました。
もっと言えば、GUI化ではこれだけに期待していました。

もう一息、変数ウィンドウの表示機能の改良に期待です。例えば…
・structの中身(=メンバ変数)を表示できるようにしてほしい。
・2次元以上の配列の中身をタイル表示してほしい。
・ステップ実行時に配列内の変更された要素を目立つ色で表示してほしい。
いずれもMATLABで実装されている機能ですが。

GUI上の子ウィンドウの配置などはMATLABのそれに似ていますが、実装されている機能はまだ大分少ないです。


(3)たぶんこう使う

デバッグしないときは、従来通りCUIで使うでしょう。
デバッグしたいときには、新機能のGUIソースコードラインデバッグを使わせていただきます。

素晴らしいツールを改良し続けてくださる開発者の皆様に感謝しております。m(_ _)m

(37) Octave 4.0.3 GUI版をインストール

2015年5月29日に GUI対応版Octave がようやくリリースされた!
VMWare上にインストールしたばかりの CentOS7Octave 4.0.3 をインストールして使ってみる。


(1) ダウンロード

こちらのホームページから ver.4.0.3 をダウンロードする。
http://www.gnu.org/software/octave/
octavehp

WGETコマンドで取得してもよい。

$ wget ftp://ftp.gnu.org/gnu/octave/octave-4.0.3.tar.gz

解凍しておく。

$ tar zxf octave-4.0.3.tar.gz

(2) 依存ライブラリ類をインストール

こちらのページを参照し、Octaveの動作に必要なライブラリー類を事前にインストールしておく。
http://wiki.octave.org/Building
octavehp2


(3) ユーザー権限でconfigureを実行

まずは何も考えずに configureしてみる。
インストール先は /usr/local を指定した。

$ ./configure --prefix=/usr/local --enable-shared --disable-static --disable-docs

エラー発生…

configure: error: A BLAS library was detected but found incompatible with your Fortran 77 compiler settings.

上記の「(2) 依存ライブラリ類をインストール」で devel版インストールを失念していたのでいろいろと入れる。

yum install blas-devel
yum install lapack-devel
yum install qhull-devel
yum install fftw3-devel
yum install hdf5-devel
yum install glpk-devel
yum install fontconfig-devel
yum install fltk-devel
yum install qrupdate-devel
yum install arpack-devel
yum install osmesa-devel
yum install qt-devel
yum install gl2ps-devel
yum install qscintilla-devel
yum install java-devel
yum install mesa-libOSMesa mesa-libOSMesa-devel
yum install umfpack umfpack-devel
yum install suitesparse-static
yum install texinfo-tex
yum install GraphicsMagick-devel
yum install GraphicsMagick-c++-devel

インストール成功後に imread を実行時に
error: imformats: support for Image IO was disabled when Octave was built
なんて出てしまった時には、GraphicsMagick-c++-develが入っているかチェックを。

$ ./configure --prefix=/usr/local --enable-shared --disable-static --disable-docs

警告発生…

configure: WARNING: JAVA_HOME environment variable not initialized.  Auto-detection will proceed but is unreliable.
configure: WARNING: Include file  not found.  Octave will not be able to call Java methods.
configure:
configure: NOTE: Libraries or auxiliary programs may be skipped if they are
configure: NOTE: not found OR if they are missing required features on your
configure: NOTE: system.

JAVA_HOMEには JAVAのインストール先をセットしておく。

$ export JAVA_HOME=/usr/lib/jvm/java
$ ./configure --prefix=/usr/local --enable-shared --disable-static --disable-docs

configureが完了しました。


(4) ユーザー権限でmakeを実行

$ make

(5) ユーザー権限でmake checkを実行

$ make check

FAILが10個も出た…
何に失敗したのかを後で調べよう。

Summary:
  PASS     12984
  FAIL        10
  XFAIL       25
  SKIPPED     84
See the file /home/aaaaa/tmp/octave-4.0.3/test/fntests.log for additional details.

(6) 管理者権限でmake installを実行

$ sudo make install

(7) GUI版Octaveを起動

インストールしたばかりのOctaveを起動してみる。
octave_app1
なんかそれっぽいのが出てきました!
これから色々といじってみようっと。